【表】『西へゆく女』上演記録
主催 |
オリガト・プラスティコ |
演劇集団 円 |
とき |
2003/9/12〜21 |
2003/9/19〜28 |
ところ |
本多劇場 |
シアター・トラム |
演出 |
ケラリーノ・サンドロヴィッチ |
岩松 了 |
美術 |
星 健典 |
島 次郎 |
照明 |
吉倉栄一 |
小笠原 純 |
衣裳 |
加藤寿子 |
前田文子 |
音響 |
藤田赤目 |
藤田赤目 |
舞台監督 |
青木義博 |
田中伸幸 |
制作 |
大矢亜由美 |
桃井よし子 |
- 配役 - |
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ハル |
広尾由里子 |
岸田今日子 |
トキ |
宝生 舞 |
平栗あつみ |
イノ |
矢沢幸治 |
吉見一豊 |
タジマ |
渡辺いっけい |
石住昭彦 |
スズキ |
長塚圭史 |
渡辺 穣 |
ヤマネ |
安澤千草 |
佐藤直子 |
タカギ |
八十田勇一 |
望月栄希 |
ミノル |
鈴木リョウジ |
瑞木健太郎 |
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■ 音楽と効果音
スパイや刑事、記憶を無くした男が登場するからといって、謎解きや活劇がこの芝居の本質ではない。音楽もそういう方向に向かわないようにした。登場人物達の多くは過去の影や愛への渇望に支配されている。疑念・不安・喪失といったものが基調にある。
効果音に難題があった。ト書きに「握られた手の中でセミが鳴く」とある。録音するしかない。小学生以来の捕虫網を購入して、近所の公園に出掛けたが、皆高所で届かない。やっとの思いで石神井川の川辺の低木でミンミンゼミを捕獲したのは、夕刻近くだった。別の種類のセミを捕える自信は無かったので、編集で変化を付けた。 |